ライプツィヒはドイツ東部の魅力的な都市であり豊かな歴史、文化、そして音楽の伝統を誇ります。バッハ、メンデルスゾーン、シューマンなど多くの著名な作曲家がこの地を訪れ作品を残しています。
目次
ライプツィヒの特徴
ライプツィヒは音楽の都としても非常に有名です。バッハやワーグナー、メンデルスゾーンなど他にも多くの著名な作曲家がこの都市にゆかりがあります。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は世界的に有名なオーケストラの一つです。市街地は歴史的な建物と現代的な建築が調和しています。
近年では、創造的な産業やスタートアップ企業が集まることで、若々しく活気に満ちた都市へと変貌を遂げています。また、多様なカフェ、バー、アートギャラリーが集まる地区もあり若者や学生に人気のスポットとなっています。
ここでは、ライプツィヒを訪れる際に外せない観光スポットをご紹介します。
ライプツィヒ観光のおすすめスポット
1.レッドブル・アレーナ(RBライプツィヒ)
レッドブル・アレーナ(Red Bull Arena)は、RBライプツィヒのホームスタジアムになります。RBライプツィヒ(RasenBallsport Leipzig)は、ライプツィヒを本拠地とするプロサッカークラブです。2009年に設立された比較的新しいクラブですが、急成長を遂げドイツおよびヨーロッパサッカー界で存在感を示しています。オーストリアの飲料メーカー、レッドブル社の支援を受けて設立されました。
このスタジアムは、かつての「ツェントラルシュタディオン(Zentralstadion)」を大規模に改修したもので、約42,000人の観客を収容できます。スタジアムは近代的で、ファンにとって快適な観戦環境が整っています。レッドブル・アレーナは、サッカー観戦だけでなくファン向けのさまざまなサービスも充実しています。
ファンクラブツアーでは、ロッカールームやVIPエリア、ピッチサイドを見学することができ、試合がない日でもスタジアムを体験することができます。また、飲食エリアやファンショップも充実しており家族連れから熱心なサポーターまで、幅広い層が楽しめるスタジアムとなっています。
2. サン・トーマス教会(Thomaskirche)
サン・トーマス教会はライプツィヒの音楽史において重要な地点の一つです。J.S.バッハがここのカントル(音楽監督)を務めていた期間もあり、彼の墓は教会内にあります。
ゴシック建築のこの美しい教会で開催される定期的なコンサートや聖歌隊のパフォーマンスは、音楽愛好家にとって見逃せません。
3. ライプツィヒ動物園(Zoologischer Garten Leipzig)
ヨーロッパで最も美しい動物園の一つとされるライプツィヒ動物園は、世界中から集められた多種多様な動物たちが暮らす自然に近い環境を体験できる場所です。特に「Gondwanaland」では、南米、アフリカ、アジアの熱帯雨林を再現しており、この園のハイライトの一つとなっています。
4. ライプツィヒ美術館(Museum der bildenden Künste)
ライプツィヒ美術館は、中世から現代に至るまでの美術品を幅広く展示しています。特に19世紀から20世紀のドイツ画家たちの作品が充実しており、ライプツィヒ派の画家たちの作品も見ることができます。美術館の建物自体もモダンなデザインで訪れてみる価値があります。
5. バッハ博物館(Bach-Museum Leipzig)
ヨハン・セバスチャン・バッハの生涯と作品に焦点を当てたバッハ博物館は、トーマス教会の近くにあります。バッハがライプツィヒで過ごした時間を深く知ることができ彼の音楽と影響力についての展示が充実しています。
バッハの楽譜や楽器の展示もあり、音楽史に興味がある方にとって非常に興味深い博物館です。
6. アウエルバッハスケラー(Auerbachs Keller)
アウエルバッハスケラーは、ゲーテが『ファウスト』を執筆する際のインスピレーションを得たとされる伝統的なレストランです。16世紀から続くこのレストランは、ライプツィヒ訪問の際には必ず訪れたい場所の一つです。
伝統的なドイツ料理を楽しみながら、歴史的な雰囲気を味わうことができます。
まとめ
ライプツィヒはその歴史、文化、教育の面で非常に豊かな都市であり、多くの訪問者にとって魅力的な街で多くの観光スポットがあります。また、ICE特急を使えばベルリンやドレスデンにもアクセスしやすいので、東ドイツ観光の拠点にも適しています。ぜひ東ドイツを中心に観光するならライプツィヒに足を運んでみてください。