北九州市は、福岡県の中で2番目に大きい市となっています。海や山など自然が豊富にあるところが特徴ですが、工場地帯としても有名で八幡製鉄所は世界遺産にも登録されています。
この記事では、北九州の観光名所やグルメスポットなど紹介します。
目次
福岡県北九州市の特徴
北九州市は福岡県の北部に位置する政令指定都市で、九州の玄関口とも呼ばれる都市です。福岡市から新幹線で約20分、車で(高速道路使用)約1時間で到着することができます。また、北九州空港から公共交通機関を使用し小倉の街中へも行くことができます。
歴史・産業・観光・グルメなど多くの魅力がある都市で、小倉城や門司港レトロ、平尾台など様々な観光名所があります。北九州は観光やビジネスの拠点としても発展しています。
北九州のおすすめ観光スポット
1.門司港レトロ

門司港レトロは、大正ロマンの雰囲気が漂うレトロな景観が魅力の港町です。門司港駅や旧門司税関をはじめ、名物の焼きカレーやスイーツ、食べ歩きグルメなど様々な楽しみを味わえる場所となっています。
また、国土交通省が選定している都市景観100選に受賞されており、昔ながらの趣のあるレトロな景観が美しく、県外からも多くの人が訪れる観光スポットとして人気です。
場所:福岡県北九州市門司区港町
アクセス:JR「門司港駅」
2.九州鉄道記念館

赤レンガ造りの重厚な建物が印象的な九州鉄道記念館は、1891年(明治24)に九州初の鉄道会社として設立された旧九州鉄道会社の本社社屋を活用したものです。
中央ゲートには、蒸気機関車が展示されており入場者を迎え入れてくれます。その後ろには、昭和初期に活躍した車両が並んでおり、外から写真と撮ったり車両の中に入ったりとすることができます。
また、敷地内には多くの資料が展示されており、九州の鉄道の歩みを楽しく学ぶことができます。
場所:福岡県北九州市門司区清滝2-3-29
アクセス:JR鹿児島本線「門司港駅」から徒歩約7分
3.小倉城

1602年に細川忠興公が築城した名城になります。4階より5階が大きい天守閣の「唐造り」の天守が建てられたことでも有名です。
城内には、小倉城の歴史を紹介する迫力のあるシアターや小倉藩主であった細川氏や小笠原氏の紹介、宮本武蔵と佐々木小次郎の紹介などが展示されています。
また、小倉の街を360度見渡せる展望ゾーンなどがあり見どころたくさんあります。
場所:福岡県北九州市小倉北区城内2-1
定休日:無休
料金:一般350円、中学生・高校生200円、小学生100円
アクセス:JR「小倉駅」から徒歩約15分
4.旦過市場
100年の歴史を持つ旦過市場は、北九州の台所呼ばれており、市場内には様々なお店が並んでいます。
地元産の新鮮な野菜や果物、鮮魚、手作りのお惣菜、地元の伝統食「ぬか炊き」などがあり、北九州の絶品グルメを食べ歩きしながら歩き回ることができる場所となっています。
場所:福岡県北九州市小倉北区魚町4-2-18
営業時間:10:00〜18:00(店舗により異なる)
定休日:店舗によって異なる
アクセス:モノレール「旦過駅」、西鉄バス「旦過橋クエスト前」からすぐ。
5.平尾台

平尾台は、日本三大カルストのひとつに数えられ、天然記念物の指定をされており、約200ヶ所の鍾乳洞があるといわれています。
登山道が整備されており、ハイキング・トレッキングなど初心者から上級者まで楽しむことができます。鍾乳洞探検もでき、千仏鍾乳洞は約900mの範囲が観光可能で、水の中を歩く冒険感が魅力ある場所となっています。
また、ソラランド平尾台(平尾台自然の郷)では、ゆ~ゆう広場で子供たちと体を動かしながら遊べる場所があるほか、バーベキューやキャンプができる場所もあります。
ソラランド平尾台(平尾台自然の郷)
場所:北九州市小倉南区平尾台
駐車場:約110台
6.皿倉山

日本新三大夜景に認定されている皿倉山は、北九州市や関門海峡を一望できるスポットとなっています。標高622mの山頂にある展望台には、ケーブルカーとスロープカーを乗りついで到着することができます。
カップルのデートスポットとしても人気があり、平成27年4月に皿倉山山頂・皿倉山の夜景が「恋人の聖地」に認定されています。
また、山頂展望台2階にレストランがあり食事を楽しむこともできます。
場所:福岡県北九州市八幡東区尾倉1481-1
定休日:火曜日
料金(ケーブルカー&スロープカー):往復通し券 大人:1,230円、小学生以下:620円
7.河内藤園
アメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出され、世界中から観光客が集まる藤の名所として有名な場所となり場所となります。
4月下旬~5月上旬(ゴールデンウィーク頃が最盛期)が藤のトンネルの見所なシーズンとなり、色とりどりの藤がアーチ状に咲き誇る幻想的な景色を堪能できます。
また、11月中旬~12月上旬は、藤の花だけでなく紅葉の名所としても人気となっています。
場所:福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48
営業時間:開園時期は毎年変動しますので、必ず公式サイトなどをご確認ください
料金:【藤・入園料】大人(18歳以上)1,500円※藤のシーズンは、事前にコンビニなどでチケット購入が必要(詳細は公式サイト・SNSをご確認ください)
【紅葉・入園料】大人(18歳以上)500円※1名につき高校生以下2名まで無料
アクセス:北九州都市高速「大谷IC」または「山路IC」から約20分
北九州のご当地グルメ
1.焼うどん
小倉発祥の焼うどんは、昔懐かしい定番の味から多種多様な進化系まで、発祥の地ならではのバラエティーに富んだ焼うどんを味わうことができます。
焼きそばとは違う味や食感を楽しむことができます。
参考サイト
2.焼きカレー
門司港周辺にはたくさんの専門店があり、食べずには帰れないという大人気のご当地グルメです。スパイスの効いたカレーに、とろけるチーズや半熟の卵が絡み合ってカレーの美味しさを引き立てます。
参考サイト
3.ぬか炊き
北九州市の郷土料理で、魚をぬかみそ(米ぬかを発酵させたもの)で煮込んだ料理です。特にサバやイワシを使ったものが有名です。
食べ方としては、濃い味付けでご飯のお供としても楽しめるほか、お酒のつまみとして焼酎や日本酒と一緒に楽しむことができます。
参考サイト
北九州観光のおすすめモデルコース
午前:小倉駅から門司港駅へ。門司港レトロを散策
昼食:門司港で焼きカレーを堪能
午後:小倉駅に戻る。小倉城や小倉駅周辺を散策
夕方:交通機関やレンタカーを利用し皿倉山へ。夜景を堪能
北九州観光のアドバイス
北九州市は交通の便が良く、飛行機・新幹線・高速道路などさまざまな手段でアクセスでき観光がしやすい街となります。
西鉄バスが提供している「にしてつバスっちゃ!」を利用すれば、1日何度も乗り降りをすることができます。
まとめ
北九州市は、歴史、自然、グルメが楽しめる観光地となっています。
交通アクセスも豊富なので色々な場所を回ってみて現地を堪能してみてください。
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