ローテンブルク観光 ガイド|「中世の宝石箱」と称えられている町のおすすめスポットなどを紹介

ローテンブルク

ドイツの有名な街道であるロマンチック街道上にあり、人気の観光地がローテンブルグになります。正式名称はローテンブルク・オブ・デア・タウバーと呼ばれており、タウバー川を望む丘の上のローテンブルクという意味があります。

ローテンブルクの特徴

ローテンブルクはバイエルン州の真ん中あたりに位置しており、中央フランケン ( Mittelfranken )という地域にあります。

城壁に囲まれたローテンブルクの街は、中世の街並みがほぼ当時の形で保存されているため、「中世の宝石箱」と呼ばれています。ドイツで最もドイツらしい景観が楽しめると世界中から観光客が訪れる小さな町です。

この記事では、ローテンブルク観光のおすすめスポットを紹介します。

ローテンブルクのおすすめ観光スポット

1.プレーンライン

プレーンライン
photo by pixabay

ローテンブルク観光のメインの一つとされているのが、プレーンラインになります。昔ながらの石畳みの道路やカラフルな木組みの家と塔など、メルヘンチックな風景を楽しむことができるローテンブルクの象徴となっている場所です。

ガイドブックやポストカードにも使われることが多い名所になります。

住所:Ploenlein 1, 91541 Rothenburg Ob Der Tauber

アクセス:ローテンブルク中央駅より徒歩約13分

2.マルクト広場

マルクト広場
photo by pixabay

旧市街の中心に位置しているのがマルクト広場になります。周りには市庁舎や聖ヤコブ教会などの有名な建造物があるほか、お土産屋さんやレストラン・カフェなども並んでいます。

冬にはクリスマスマーケットも開催され、現地の人や観光客で賑わう場所となります。

住所:Marktplatz, 91541 Rothenburg ob der Tauber

アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約15分 

3.市庁舎

市庁舎
photo by pixabay

ルネッサンス様式とゴシック様式の2つの異なる建築様式で建てられた市庁舎になります。高さ52mの「市庁舎の塔」があり、塔の上から城壁によって囲まれている旧市街を一望できるので、美しい景色を楽しむために多くの観光客が訪れる場所となっています。

また、市庁舎にはからくり仕掛けの時計もあり、市長を模った人形がゆっくりとワインを飲み干していく仕草をするように仕掛けがしてあります。決まった時間に動き出すので、ぜひ立ち寄ってみてください。

住所:Marktplatz 1,91541 Rothenburg ob der Tauber

アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約15分 

4.聖ヤコブ教会

14世紀から15世紀にかけて建てられたのが、ゴシック様式の聖ヤコブ教会になります。ローテンブルクの町の中でも一番大きなプロテスタントの教会として、歴史にその名を残し世界的にも有名なサンティアゴ・デ・コンポステラと呼ばれる巡礼ルート内の教会としても重要な役割を果たしています。

聖ヤコブ教会の最も有名な見所は、12使徒の祭壇と聖血の祭壇になります。

住所:Klostergasse 15, 91541 Rothenburg ob der Tauber

アクセス:マルクト広場から徒歩約3分

5.中世犯罪博物館

中世の趣ある町にある歴史上の法律に関する資料を展示している中世犯罪博物館です。

ドイツでは最も貴重な博物館とされており、刑場のありさまを描いた絵画や拷問の道具など数多くの展示物から、中世の人々の暮らしぶりも見ることができる場所となっています。

住所:Burggasse 3-5, 91541 Rothenburg ob der Tauber

アクセス:ローテンブルグ中央駅より徒歩約12分

6.ローテンブルク城壁

ローテンブルク城壁
photo by pixabay

旧市街の町を石造りの城壁で囲んでおり、城壁内を散策することができます。城壁は各方角に門が配置されていますが、その中でもおすすめは東にあるレーダー門となります。かつて鍛冶屋として使われていた特徴的な木組みの家が目印です。

また、城壁の上からローテンブルクの町並みも眺めることができます。

住所:Rodertor 2A, 91541 Rothenburg ob der Tauber

アクセス:ローテンブルク中央駅から徒歩約5分 

7.クリスマス博物館

クリスマス専門店ケーテヴォルファルトの中にドイツ クリスマス博物館があります。この博物館は、クリスマスツリー発祥の国であるドイツ最初のクリスマスについての博物館になります。館内の約40のキャビネットのなかに、クリスマスで使われる様々なものが展示されています。

展示物には、絵本や古いアドヴェントカレンダー、古いくるみ割り人形などがあり、なかでもサンタクロースの人形のコレクション、時代ごとのクリスマスツリーオーナメントは必見です。

日本語ガイドの無料貸し出しもあります。

場所:Herrngasse 1, 91541 Rothenburg ob der Tauber, Germany

アクセス:ローテンブルク駅より徒歩約12分

ローテンブルグの名物グルメ

シュネーバル

ローテンブルクの銘菓のシュネーバルは、「雪の玉」という意味の通り、パイ生地をボール状にまるめたものの上に粉砂糖がかかった伝統的なお菓子です。サクサクとした食感で、チョコレートがコーティングされたものもあります。

色々なお店で販売されているので、お好みの場所でお土産として買うことをおすすめします。

公式サイト

参考サイト

フランケンワイン

ドイツと言えばビールのイメージがありますが、ローテンブルクのあるフランケン地方はフランケンワインの名産地になります。

タウバー川沿いのブドウ畑で作られたフランケンワインは、コクが強く引き締まった辛口な味です。ボックスボイテルと呼ばれる独特の形状をしたボトルに注がれ、ドイツ人に親しまれています。

参考サイト

ローテンブルクに宿泊

「中世の宝石箱」と称されドイツの中で最も美しい町と讃えられているローテンブルクには、数時間の観光ではなく1泊もしくは2泊など滞在してこの町を楽しんでもらいたいです。

ローテンブルクは小さな町なので、かわいらしい三角屋根の古い建物や貴族の屋敷をを改装したプチホテルが主流になります。

参考サイト

ローテンブルグ観光のアドバイス

ローテンブルクは、バイエルン州にある小さな町で、空港がないため最寄りの大都市からの移動が必要です。日本からですとミュンヘンやフランクフルトからのアクセスになるかと思います。

ミュンヘンから:電車で2時間半~3時間。2~3回の乗換あり

フランクフルトから:電車で2時間半~3時間。2回の乗換あり

ドイツ鉄道は遅延が多く、なかなか電車がこないことがあります。遅延が嫌な場合は、ツアーなどを利用してみてもいいかもしれません。ツアーを利用することで、ローテンブルク観光だけでなく周辺の観光地へも効率的に立ち寄ることができます。

まとめ

ローテンブルクの町自体は徒歩でも半日ほどあればゆっくり見て回れます。田舎の町になりますが、可愛らしい町で人気がある観光地になります。

ぜひ楽しいローテンブルク観光にしてください。

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